軽自動車ハイブリッド

    軽自動車アルトエコと原付カブの組み合わせハイブリッドは日本的最強エコカーだ!
    2017年07月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年09月

    燃費実験05 | エブリイ電装品燃費悪化編

    愛車エブリィ(DA17V,5AGS,4WD)を利用した燃費試験シリーズを不定期実施中。

    過去4回はNギアニュートラル惰性走行(コースティング走行)を行う事で燃費が大幅アップする実験や、燃費が良い速度を把握する為に様々な速度での燃費計測を行いました。エコドライブに役立つ実計測データとなりますので、興味ある方はぜひ文末の関連記事をお読み下さい。

    5回目の今回は私が考えるエコドライブ重要3要素の1つである「電装品利用での燃費悪化」を計測します。主に燃費に大きな影響をもたらす送風ファン強度別燃費について燃費計測しますが、それ以外にもエアコンを動作させた場合や電装品フル利用時の燃費悪化も計測します。
    電装品利用すると燃費悪化するの?

    軽視されがちな送風ファンでの燃費悪化、よく「暖房は排熱なのだらファンを回したって燃費に影響は無い」と勘違いしている方を見かけますが、燃費に大きく影響するのです。

    おなじみさんはファンやその他電装品利用で燃費悪化する事を過去アルトエコでの実験データでご存じかと思いますが、検索でこちらへいらしてまだ電装品利用と燃費の関連性についてご存じ無い方は、まず下記過去記事をご覧いただければと思います。
    電装品を使うと燃費は悪化する?
    ファン強弱別の燃費比較テスト | エアコンオフ編

    試験条件
    テスト車輌エブリィPC Limited DA17V
    ミッション5AGS,パートタイム4WD,JC08モード19.0km/L
    総走行距離10,000キロ少々
    オイルは5,000キロ未交換と多少汚れ気味
    札幌市北区の交通量が少ない3車線道路
    計測速度でスタート地点通過時にメーター平均燃費リセットするローリングスタート方式
    計測速度は全試験50km/hで統一
    折り返しは無し、1回計測したらスタート地点へ戻り、次の試験を実施
    計測区間1.4km、ほぼ平地ながら傾斜+0.2%と僅かに登り
    ドライバーのみ1名乗車
    気温+23度、晴れ、弱い風(4m/s)
    路面コンディションは舗装ドライで良好
    窓は運転席、助手席共に1/3開
    1h程度走行後でエンジンは暖まった状態
    2WD走行モードで計測(4WD状態は未計測)
    5AGSはDレンジ利用
    タイヤは純正エコピア
    ホイールは純正スチール
    結果は停止時のメーター平均燃費を採用

    試験内容
    全長1.4kmの直線道路を試験1~8の8通りの方法で走行し燃費計測。エブリイDA17Vの電装品やエアコン利用状況別燃費を計測します。

    試験1 ファン0 エアコンOFF
    送風ファンをダイヤル0にする
    スタート地点より50km/hまで加速
    計測開始地点通過時にメーター平均燃費リセット
    そのまま1.4km定速走行
    その後50mで停車しメーター平均燃費記録

    試験2 ファン1 エアコンOFF
    送風ファンをダイヤル1にする
    スタート地点より50km/hまで加速
    計測開始地点通過時にメーター平均燃費リセット
    そのまま1.4km定速走行
    その後50mで停車しメーター平均燃費記録

    試験3 ファン2 エアコンOFF
    送風ファンをダイヤル2にする
    スタート地点より50km/hまで加速
    計測開始地点通過時にメーター平均燃費リセット
    そのまま1.4km定速走行
    その後50mで停車しメーター平均燃費記録

    試験4 ファン3 エアコンOFF
    送風ファンをダイヤル3にする
    スタート地点より50km/hまで加速
    計測開始地点通過時にメーター平均燃費リセット
    そのまま1.4km定速走行
    その後50mで停車しメーター平均燃費記録

    試験5 ファン4 エアコンOFF
    送風ファンをダイヤル4にする
    スタート地点より50km/hまで加速
    計測開始地点通過時にメーター平均燃費リセット
    そのまま1.4km定速走行
    その後50mで停車しメーター平均燃費記録

    試験6 ファン4 エアコンOFF 電装品フル利用
    送風ファンをダイヤル4にする
    ヘッドライト/リアウインドウ熱線/ラジオを付ける
    スタート地点より50km/hまで加速
    計測開始地点通過時にメーター平均燃費リセット
    そのまま1.4km定速走行
    その後50mで停車しメーター平均燃費記録

    試験7 ファン1 エアコンON
    送風ファンをダイヤル1にする
    エアコンスイッチオンにする
    スタート地点より50km/hまで加速
    計測開始地点通過時にメーター平均燃費リセット
    そのまま1.4km定速走行
    その後50mで停車しメーター平均燃費記録

    試験8 ファン4 エアコンON
    送風ファンをダイヤル4にする
    エアコンスイッチオンにする
    スタート地点より50km/hまで加速
    計測開始地点通過時にメーター平均燃費リセット
    そのまま1.4km定速走行
    その後50mで停車しメーター平均燃費記録

    ※8回の試験全てドラレコとETCは利用しています
    ※エブリイの送風ファンダイヤルは0~4の5段階です
    ※ファンは0が停止で数字が大きい程強風になります
    ※試験6は電装品フル活用ですがエアコンはオフです
    ※試験7は試験2に加えエアコン利用時の燃費計測です
    ※試験8は試験5に加えエアコン利用時の燃費計測です

    試験結果
    試験結果は下記の通りとなりました。

    試験1 送風ファン0は29.0km/L
    電装品燃費実験ファンオフ

    試験2 送風ファン1は28.1km/L
    電装品燃費実験ファン1

    試験3 送風ファン2は27.8km/L
    電装品燃費実験ファン2

    試験4 送風ファン3は27.7km/L
    電装品燃費実験ファン3

    試験5 送風ファン4は26.8km/L
    電装品燃費実験ファン4

    試験6 送風ファン4+フル電装品は25.6km/L
    電装品燃費実験ファン4+電装品フル利用

    試験7 送風ファン1+エアコンは25.0km/L
    電装品燃費実験ファン1+エアコン

    試験8 送風ファン4+エアコンは21.8km/L
    電装品燃費実験ファン4+エアコン

    結論
    今回の計測結果を表にまとめてみました。
    エブリイ電装品利用状況別燃費

    アルトエコでの計測時はファン0に比べ3は-1km/Lの燃費差でしたが、エブリイも-1.3km/Lと同様の結果でした。ファン4なら-2.2km/L(8%)と大きく落ちる点もアルトエコと似ています。ファン4は3~4人乗車時に匹敵するアクセル重さを感じるのも納得です。

    ファン4の時にライト/熱線デフォッガー/ラジオを同時に利用した試験6はやはり燃費悪化が大きく、試験1に比べ-3.4km/L(12%)、試験5に比べ-1.2km/L(5%)もの悪化が確認出来ました。

    エアコンを付けた場合はどうか?

    試験2に比べエアコンオンの試験7は-3.1km/L(11%)悪化しています。
    試験5に比べエアコンオンの試験8は-5.0km/L(19%)悪化しています。

    エアコン利用で10~20%程度燃費悪化する事が判りました。

    今回は1つ1つの電装品消費電力調査は実施しませんでしたが、電装品を使えば使う程燃費悪化する事が確認出来ました。カーナビやオーディオ等可能な範囲でオフにすればエコドライブに繋がりますので無理ない範囲でお試しいただき、燃費向上をぜひ愛車で確認してみて下さい。

    燃費実験の関連記事
    燃費実験01 | 5AGSエブリイ下り坂編
    燃費実験02 | ニュートラルとエンブレ閾値編
    燃費実験03 | コースティング低速生活道路編
    燃費実験04 | エブリイ速度別燃費夏編

    燃費実験04 | エブリイ速度別燃費夏編

    愛車エブリィ(DA17V,5AGS,4WD)を利用した燃費試験シリーズを不定期実施中。

    過去3回はNギアでのニュートラル惰性走行(コースティング走行)とDギアの燃費比較を実施しました。ニュートラル走行を活用する事で、実燃費はアイドリングストップと同等又はそれ以上の燃費向上効果を発揮する事が判りました。
    燃費実験01 | 5AGSエブリイ下り坂編
    燃費実験02 | ニュートラルとエンブレ閾値編
    燃費実験03 | コースティング低速生活道路編

    今回はコースティング走行から一旦離れ、私が考えるエコドライブ重要3要素の1つであり街中利用でJC08モード燃費以上で走行する際に必須データとなる「速度別燃費」を計測します。
    DA17Vエブリイ速度別燃費

    検索でこちらへいらして、まだ速度別燃費の重要性についてご存じ無い方や、時速60キロ走行は軽自動車にとって燃費が良いと勘違いしている方は、まず下記過去記事をご覧下さい。
    速度別燃費を把握しよう!

    おなじみさんには「あれ?5AGSエブリィでの速度別燃費は既に計測済みじゃないの?」とお気づきかと思いますが、下記過去計測は条件が悪い冬でスタッドレスタイヤ装着時でした。かつ一般道路冬編ではコース傾斜推定-1~2%程度だったので本来の燃費よりおそらく20%程度良くなってしまったのも気になっていました。
    エブリイ速度別燃費 | 高速道路冬編
    エブリイ速度別燃費 | 一般道路冬編

    上記に比べ今回は、気温23度/夏タイヤ/道路傾斜-0.2%で前回よりは平地、と良い条件の道を探したので、より正確なエブリィの実力を計測できたかと思います。

    試験条件
    テスト車輌エブリィPC Limited DA17V
    ミッション5AGS,パートタイム4WD,JC08モード19.0km/L
    総走行距離10,000キロ少々
    オイルは5,000キロ未交換と多少汚れ気味
    札幌市北区の交通量が少ない3車線道路
    計測速度でスタート地点通過時にメーター平均燃費リセットするローリングスタート方式
    折り返しは無し、1回計測したらスタート地点へ戻り、次の試験を実施
    計測区間1.4km、傾斜-0.2%と僅かに下り
    ドライバーのみ1名乗車
    気温+23度、晴れ、弱い風(4m/s)
    路面コンディションは舗装ドライで良好
    電装品利用はドラレコとETCのみ
    エアコンOFF
    窓は運転席、助手席共に1/3開
    1h程度走行後でエンジンは暖まった状態
    計測速度は4種類(40km/h,42km/h,50km/h,60km/h)。
    ※5AGSのDギアでは40km/h4速、42km/h5速です
    計測速度はメーター速度であり、実速度は過去計測経験より-6.5%程度
    2WD走行モードで計測(4WD状態は未計測)
    5AGSはDレンジ利用
    タイヤは純正エコピア
    ホイールは純正スチール
    結果は停止時のメーター平均燃費を採用

    試験内容
    全長1.4kmの直線道路を試験1~4の4通りの方法で走行し燃費計測。エブリイDA17Vの速度別燃費を調べます。

    試験1 速度40km/h
    スタート地点より40km/hまで加速
    計測開始地点通過時にメーター平均燃費リセット
    そのまま1.4km定速走行
    その後50mで停車しメーター平均燃費記録

    試験2 速度42km/h
    スタート地点より42km/hまで加速
    計測開始地点通過時にメーター平均燃費リセット
    そのまま1.4km定速走行
    その後50mで停車しメーター平均燃費記録

    試験3 速度50km/h
    スタート地点より50km/hまで加速
    計測開始地点通過時にメーター平均燃費リセット
    そのまま1.4km定速走行
    その後50mで停車しメーター平均燃費記録

    試験4 速度60km/h
    スタート地点より60km/hまで加速
    計測開始地点通過時にメーター平均燃費リセット
    そのまま1.4km定速走行
    その後50mで停車しメーター平均燃費記録

    試験結果
    試験結果は下記の通りとなりました。

    試験1 速度40km/hは27.0km/L
    速度別燃費時速40キロは27.0km/l

    試験2 速度42km/h は33.3km/L
    速度別燃費時速42キロは33.3km/l

    試験3 速度50km/hは 31.7km/L
    速度別燃費時速40キロは31.7km/l

    試験4 速度60km/h は29.2km/L
    速度別燃費時速40キロは29.2km/l

    結論
    今回の計測結果を表にまとめてみました。
    エブリイ速度別燃費-夏編

    全体に冬計測時に比べ燃費悪化しているのは路面傾斜(今回はほぼ平地だった)の関係です。しかし、傾向としては全く同じでした。具体的には下記の事が言えます。
    • 40km/hで5速ギアへ入る事は出来ない(Dの場合)
    • 40km/hが最も燃費が良いというCVTの法則は通用せず
    • 40km/hの燃費は4速の為に著しく燃費が悪化してしまう
    • 42km/hが5速へ入る最低速度であり最も燃費が良い速度
    • 40km/hと50km/hではギア比の関係で50km/hが勝る
    • 60km/hは42km/hに比べ14%も燃費が落ちる

    少々意外だったのが60km/h時の燃費の良さ。冬計測時同様20%程度悪化すると思っていましたが、14%程度にとどまりました。冬でスタッドレスタイヤの方が抵抗が大きく、より差が表れやすかったのでしょうね。

    以上、全体的にはほぼ想像通りの結果でした。

    田舎の一本道を42~50km/hで延々と走った場合エブリイでもリッター30キロ越えが可能である事や、4速の時速40キロは燃費が極めて悪いのでMモードにして早めに5速に入れると良い、といった事も今回の実験で判りました。

    5年前のCVTアルトエコでの燃費計測実験を実施した時から本ブログで主張している事ですが、軽自動車が一般道を走る上で一番燃費が悪いのは時速60キロであり、一番燃費が良い速度は時速40(アルトCVT)~42(エブリイ5AGSの場合)です。それを踏まえた上で制限速度や道路状況にあわせたエコドライブを行う事で、実燃費大幅アップが可能となります。

    先入観に捕われず、ぜひ皆様もご自身の愛車で速度別燃費を計測される事をお勧め致します。

    燃費実験03 | コースティング低速生活道路編

    愛車エブリィ(DA17V,5AGS,4WD)を利用した燃費試験シリーズを不定期実施中。

    前回、前々回はNギアによるニュートラル惰性走行(コースティング走行)とDギアの燃費比較を実施しました。結果、コースティング走行を行う事で下り坂道では50%の燃費向上が確認でき、かつ平地40km/hの条件では100m以内のコースティング走行は逆に燃費悪化する可能性がある事が判りました。
    燃費実験01 | 5AGSエブリイ下り坂編
    燃費実験02 | ニュートラルとエンブレ閾値編

    今回はまたまたコースティング走行に関する燃費実験を実施します。試験内容は実際の住宅街生活道路を利用し低速域でのコースティング燃費向上率を確認します。
    低速生活道コースティング燃費実験

    コースティング走行を活用した方が燃費向上する事は間違いないでしょうが、いったい何%程度燃費向上するの?興味深いですね。ぜひ予想してから結果ご覧下さい。

    今回も少しでも判り易くなる様、Panasonic HX-A100-Kでビデオ撮影し編集しました。更に今回はドラレコケンウッドDRV-610の動画をインポーズし、どんな道を走ったかもわかる様に動画編集頑張ってみました。約10分と長いのですが、ぜひご覧になり検証してみて下さい。

    試験条件
    試験日 2017年8月6日
    テスト車輌エブリィPC Limited DA17V
    ミッション5AGS,パートタイム4WD,JC08モード19.0km/L
    ドライバーのみ1名乗車
    気温+26度、晴れ、ほぼ無風
    路面コンディション ドライ
    1試験あたりの走行距離は960m
    長方形の周回コース(長辺330m,短辺150m)
    住宅街の生活道路を周回(平地のみ)
    一時停止4箇所あり
    制限速度は時速30キロ
    電装品利用はドラレコとETCのみ
    窓は運転席/助手席両方共、半開
    1h程度走行後でエンジンは暖まった状態
    2WD走行モードで計測
    5AGSは2nd発進モード

    試験内容
    1周960mの周回コースを試験1~3の3通りの方法で走行し燃費計測。低速な生活道路でNニュートラルギアによる惰性走行(コースティング走行)を実施した場合、どの程度燃費向上するのか?を調べます。

    試験1 一般的運転
    スタート時にメーター平均燃費リセット。
    制限速度、一時停止等の交通ルールを順守した上で、ごく普通の大人しい運転で1周回します。
    ギアは全区間Dです。

    試験2 エンブレ活用エコドライブ
    制限速度、一時停止等の交通ルールを順守した上で、一時停止の際にはエンジンブレーキを極力利用してアクセルオフの時間を増やしたエコドライブで1周回します。但し、停止位置よりかなり前からエンジンブレーキを利用する為、後続車に多少迷惑気味の運転となっています。
    ギアは全区間Dです。

    試験3 コースティング走行活用エコドライブ
    制限速度、一時停止等の交通ルールを順守した上で、定速走行や減速時にコースティング走行を活用した運転で1周回します。
    ギアは加速時D、定速/減速区間はNです。

    試験結果
    試験結果は下記の通りとなりました。詳細は動画ご覧下さい。

    試験1 Dのみで一般的な運転   17.2Km/L
    試験2 Dのみでエコドライブ   18.2Km/L
    試験3 Nコースティング走行活用 20.0Km/L




    結論
    今回の試験は普段の営業活動でも多くの割合を占める、30Km/hと低速な生活道という現実的利用シーンでの燃費計測でした。

    このような低速域であっても、試験3のNギアによるコースティング走行は、試験2のDギアのみでエンジンブレーキを多用したエコドライブより約10%優れた燃費となる事が判りました。又、試験1の一般的運転との比較だと16%優れた燃費となる事も判りました。やはり低速であってもNコースティング走行を活用した方が、断然良い燃費となる事が確認出来ました。

    今回試験は低速かつ惰性走行距離自体も短く、コースティング走行にとって条件があまり良いとは言えないにも関わらず、10~16%もの燃費向上率。制限速度が40~50キロと今回より速度が高めで空走距離も長い場合、更に良い燃費向上率となる事が予想されます。こちらも近日試験したいと思いますので、コースティング走行に興味のある方はご期待下さい。

    話がコースティングからそれますが、DA17Vエブリィ5AGSは30km/hと低速な住宅街でも20Km/LとJC08モードの19Km/L以上で走れる事も本ビデオにて確認できるかと思います。これは同じエブリイでも4ATでは出すのが難しい燃費かと思います。札幌市程度の田舎町、という前提条件はありますが、住宅街や市街地でも楽々JC08モードを超えるハイレベルな実燃費で走ってくれるエブリイ、R06A型エンジン&5AGSの凄さを再認識しました。

    ※ご注意
    CVTやATはメカ的問題がある事からN走行を禁止されている場合が殆どです。又ニュートラル走行についての安全性も考慮しなければなりません。下記等ご参考に。
    コースティング調査9 | 結論

    燃費実験02 | ニュートラルとエンブレ閾値編

    愛車エブリィ(DA17V,5AGS,4WD)を利用した燃費試験シリーズを不定期実施中。

    前回は傾斜-2.1%のゆるやかな坂道でのNギアニュートラル走行(コースティング走行)とDギアでの燃費比較を実施しました。結果、この条件ではNによるニュートラル惰性走行が約50%良好な燃費と圧倒的に優れる事を確認しました。
    燃費実験01 | 5AGSエブリイ下り坂編

    今回は同コースをCVTワゴンRで実験予定でしたが、暫く借りられそうにないので別内容の試験を実施しました。今回の燃費実験はかねてから行いたかったコレ、

    ニュートラル惰性走行を利用すれば燃費アップする事は既に分かっている。しかし全ての場合ではなく、惰性走行距離が一定以上長い場合のみ。ならばNギアとDギアでどちらが燃費が良くなるかの境界点(閾値)は何メートルだろう?

    これをハッキリさせる試験を行います(結構楽しみ)。ややこしい試験となりますが、欲しかったデータが明確になり、エコドライブに役立つ結果となりますので、前回同様試験内容を読んで予想してから試験結果をご覧いただければと思います。

    今回も少しでも判り易くなる様、Panasonic HX-A100-Kで動画撮影し字幕編集しました。youtubeにアップしたものを貼り付けますので、こちらもよろしければご覧下さい。
    ハンドル固定パナソニックHX-A100

    試験条件
    試験日 2017年7月27日
    テスト車輌エブリィPC Limited DA17V
    ミッション5AGS,パートタイム4WD,JC08モード19.0km/L
    ドライバーのみ1名乗車
    気温+25度、晴れ、ほぼ無風
    路面コンディション ドライ
    1試験あたりの走行距離は400m
    平均勾配-1.1%の下り坂道(ほぼ平地)
    電装品利用はドラレコとETCのみ
    窓は運転席/助手席両方共、半開
    1h程度走行後でエンジンは暖まった状態
    2WD走行モードで計測
    5AGSは2nd発進モード

    試験内容
    全長400m平均勾配-1.1%のほぼ平地を試験1~5の5通りの方法で走行し燃費計測。DギアエンブレよりNギア惰性走行の方が燃費有利となる惰性走行距離は何メートル以上か?を調べます。

    試験1 一般的運転
    スタート時にメーター平均燃費リセット。
    スタートから80mかけて40km/h迄加速→図の(1)
    80m地点から380m地点迄40km/h定速走行→図の(2)
    20mかけてフットブレーキで停止→図の(3)
    ※全区間Dです
    NとDの燃費比較試験1-Dエコドライブ無し

    試験2 Dギアエンブレ活用エコドライブ
    スタート時にメーター平均燃費リセット。
    スタートから80mかけて40km/h迄加速→図の(1)
    80m地点から280m地点迄40km/h定速走行→図の(2)
    280m地点から380m地点迄エンブレ減速→図の(3)
    20mかけてフットブレーキで停止→図の(4)
    ※全区間Dです
    NとDの燃費比較試験2-Dエコドライブ有り

    試験3 定速区間300m全てNギア惰性走行
    スタート時にメーター平均燃費リセット。
    スタートから80mかけて40km/h迄加速→図の(1)
    80m地点でDからNへチェンジ
    80m地点から380m地点迄40km/h定速走行→図の(2)
    20mかけてフットブレーキで停止→図の(3)
    NとDの燃費比較試験3-Nコースティング全て

    試験4 定速区間200mをNギア惰性走行
    スタート時にメーター平均燃費リセット。
    スタートから80mかけて40km/h迄加速→図の(1)
    80m地点から180m地点迄の100mをDのまま定速走行→図の(2)
    180m地点でDからNへチェンジ
    180m地点から380m地点迄の200mをNで惰性走行→図の(3)
    20mかけてフットブレーキで停止→図の(4)
    NとDの燃費比較試験4-Nコースティング長め

    試験5 定速区間100mをNギア惰性走行
    スタート時にメーター平均燃費リセット。
    スタートから80mかけて40km/h迄加速→図の(1)
    80m地点から280m地点迄の200mをDのまま定速走行→図の(2)
    280m地点でDからNへチェンジ
    280m地点から380m地点迄の100mをNで惰性走行→図の(3)
    20mかけてフットブレーキで停止→図の(4)
    NとDの燃費比較試験5Nコースティング短め

    試験結果
    試験結果は下記の通りとなりました。詳細は動画ご覧下さい。

    試験1 Dで一般的な運転 26.8Km/L
    試験2 Dでエコドライブ 32.3Km/L
    試験3 Nで300m惰性走行 35.4Km/L
    試験4 Nで200m惰性走行 32.9Km/L
    試験5 Nで100m惰性走行 31.0Km/L



    結論
    今回の試験は停止から加速し定速走行を経て赤信号で停止するという、ごくありふれた一般的な走行状態を想定した試験内容となっています。

    結果はNによるニュートラルギア惰性走行(コースティング走行)を最も長く実施した試験3が一番良い燃費となりました。更に同じN走行を利用した試験4と試験5の結果を見ると、N惰性走行距離が短くなればなる程、燃費は悪化する事がわかります。

    Dギアでの試験である試験1と試験2を比較すると、エンジンブレーキを有効に使えば燃費向上する事がわかります。しかし試験2と同じ様な走行を一般道で実施した場合、交通の流れを考えないノロノロ迷惑運転となってしまい、現実的ではありません。本試験条件であれば、エンジンブレーキ走行区間はせいぜい50m程度が限界でしょう。

    以上より、エブリイDA17V(5AGS)での40km/h走行時のNギアコースティング走行燃費向上閾値は「おおよそ100メートル」だという事が判りました。

    皆様の予想、当たりましたか?

    先の赤信号で一時停止する事が判っていて100m以上惰性走行が可能なケースは、ドライバーの先読み具合にもよりますが我が町札幌市の場合、3回に1回以上。平岸街道/環状線/石山通/36号線などでは400m以上惰性走行可能なコースティング好適ポイントも多数存在しています。そのような長距離コースティング走行は今回実験結果の通り、メーター平均燃費をグイグイ押し上げてくれますね。

    以上、今回の試験条件ではNギアコースティング走行を利用しても常に燃費が良くなる訳ではなく、停止まで100m以下と短すぎるN走行は逆効果であり、その場合はDのままエンジンブレーキ減速を活用した方が良い事が理解できました。

    さて次回は一旦コースティング走行試験から離れて、ずっと疑問だったある走行パターンの燃費について解明してみたいと思います。
    ※追記 申し訳ありません、予定変更してコースティング関連試験を実施しました。
    燃費実験03 | コースティング低速生活道路編

    ※ご注意
    CVTやATはメカ的問題がある事から、N走行を禁止されている場合がほとんどです。又、ニュートラル走行についての安全性も考慮しなければなりません。下記などご参考に。
    コースティング調査9 | 結論

    新型車名予想 | 2017年5月~2017年7月編

    日本国内で今後発売される自動車の新型車名/新グレード名/新サービス名/新デバイス名を特許庁で調査して楽しんじゃいましょう。

    過去予想はスクープカテゴリです。

    前回調査では車名っぽいのはトヨタTJクルーザー、ホンダN for Life(エヌフォーライフ)、ダイハツTOCOT(トコット)、スズキSWISH(スウイッシュ)など豊作でした。今回も期待が持てそうな気がします。

    今回の調査条件はいつも通り、下記となります。

    特許庁にて商標検索
    期間は2017年4月~2017年7月で前回と重複していないもの
    区分は12
    車名ではなく部品/附属品/機械要素の名称の可能性有
    長い呼称等は代表の1つのみ掲載している場合があります
    既に製品化されていたり重要性が低そうなものは省いているものもあります
    日本国内の乗用車メーカーのみの調査となります
    §が付く商標は特殊態様なので詳細は特許情報プラットフォームをご覧下さい

    それではメーカー別の結果一覧です。

    トヨタ自動車株式会社
    ウェルジョイン\WEL JOIN(称呼:ウエルジョイン) 出願日:2017/05/30
    東京MYチャレンジ(称呼:トーキョーマイチャレンジ) 出願日:2017/05/30
    arts in hearts(称呼:アーツインハーツ) 出願日:2017/05/30
    アーツインハーツ
    JAPAN FUEL CELL BUS(称呼:ジャパンフユーエルセルバス) 出願日:2017/06/08
    JPN FUEL CELL BUS(称呼:ジェイピイエヌフユーエルセルバス) 出願日:2017/06/08
    TOYOTA Connected(称呼:トヨタコネクテッド) 出願日:2017/06/12

    本田技研工業株式会社
    Miimo(称呼:ミイモ,ミーモ) 出願日:2017/05/31
    ミーモ(称呼:ミーモ) 出願日:2017/05/31
    Honda Kick’n Go(称呼:ホンダキックンゴー) 出願日:2017/06/06

    日産自動車株式会社
    出願無し

    マツダ株式会社
    CAR AS ART(称呼:カーアズアート) 出願日:2017/06/02

    株式会社SUBARU
    疲れさせない技術(称呼:ツカレサセナイギジュツ) 出願日:2017/05/24

    ダイハツ工業株式会社
    出願無し

    スズキ株式会社
    WATERGRIP(称呼:ウオーターグリップ) 出願日:2017/06/09

    三菱自動車工業株式会社
    (称呼:) 出願日:2017/04/14
    三菱自動車の図形商標出願

    株式会社光岡自動車
    出願無し




    今月は車名っぽい出願こそ少なかったですが、面白い出願がありました。

    トヨタ、「ウェルジョイン」はメーカー完成特装車ですね。「東京MYチャレンジ」は東京オリンピック関連キャンペーン?「アーツインハーツ」はさっぱり解りません。「ジャパンフユーエルセルバス」は燃料電池バスでした。「トヨタコネクテッド」はきっとこれですね。

    ホンダ、やけに慎重に「ミーモ」を出願しています。きっとロボットのアシモ後継か、トヨタキロボ対抗だな?と思いましたが、ロボット芝刈機でした。「ホンダキックンゴー」ってまさかキックボードだったり?と思ったら、本当にその様です。1970年代にアメリカで販売されていたものが日本で発売になる可能性が出てきました。ぺダリング出来る様です。




    マツダ、「カーアズアート」は2012年から使われている魂動に変わるキャッチフレーズ?

    スバル、「疲れさせない技術」はかつて出願のあった「ついていく技術」「はみださない技術」「注意してくれる技術」「ぶつからない技術」に続く流れ。他社はこれらxxx技術、という用語を使えないのですね、トヨタとダイハツは使えるかも。

    スズキ、「ウオーターグリップ」は何だ?雨の日に滑らない技術なのか?はたまたモーターサイクルの手で握るグリップに水で弾性を持たせたものなのか?

    三菱、ガソリンスタンドみたいな図形登録がありましたが、何コレ?

    以上、車名より技術名やスローガンの出願が面白い調査結果となりました。

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